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企業でERPパッケージを導入すればリエンジニアリングはできるの?

リエンジニアリングとは、企業の業務や戦略、組織についてゼロの段階から根本的に構築をしなおすことを言います。再構築を行うことによって、企業の今後の活動や業務の流れを冷静に分析して、最適化すること、そして効率良く業務を進めることができます。

 

近年は、日本国内の大企業の一部では、ERPパッケージを積極的に導入していますが、その中で「ERPパッケージを導入することによって、リエンジニアリングがよく出来るようになる。」といった声を頻繁に耳にするようになりました。

 

すでに何社かのERPパッケージ専門のベンダーでは、「ベストプラクティス」という言葉を用いて、ERPパッケージを盛んにアピールしています。これによって、ERPパッケージを企業に導入してリエンジニアリングを実現させようと期待している経営者も多いようです。しかし、企業でERPパッケージを導入しただけで、リエンジニアリングがすぐにできるというと、答えは「NO」です。

 

よく考えてみればこれは当然のことであり、そもそもリエンジニアリングとは企業の業務について劇的な改革を行うことを意味しており、その企業での経営的な戦略を立案して、社内の組織や体制が整っていなければなりません。ERPパッケージを導入した段階で、リエンジニアリングがすぐにできるのではなく、企業の経営戦略、組織や業務についてなにも考えていないのに、単に業務をERPパッケージの機能に合わせるだけでは成り立ちません。

 

それでは、「ERPパッケージはリエンジニアリングにまったく無関係なのか。」というと、けっしてそうではありません。企業によっては、ERPパッケージの導入をきっかけとして、リエンジニアリングを実現させるために、プロジェクトを立ち上げるという話をよく聞きます。ERPパッケージの標準的な機能を、エンジニアリングの参考にするケースも多く、社内での改善意識が低い企業で、プロジェクトを進める時にこのような手段がよく使われているようです。

 

企業によっては、http://bizscenario.jp.nttdata.com/">ERPパッケージを導入することを目的として、業務の整理やリエンジニアリングを行う場合もあります。ただし、このような場合は、単に業務リエンジニアリングとして捉えることなく、ERPパッケージによる経営の管理の手法を導入することこそが、企業の経営のリエンジニアリングと考えたほうが良いと思われます。